最近 中公文庫から高浜虚子の「俳句の五十年」が
出された。
 読んでみると、虚子がますますわからなくなる、
もともと私がわかろうとすること自体無理だったのだ。
でも何ともいいようのない魅力がある。


  善悪良否の基準

良い悪いの基準になりますというと、
一寸説明する事が出来ません。
微妙な感じでただ良いと感じ悪いと
感ずる、その感じのみで決して行くのであります。
それを説明しようと思うと、かえって、私には
分らなくなってくるのであります。
                (「俳句の五十年」高浜虚子)