夏が近づくと、特に増えてくるのが
ダイエットの話題。(一年中?)
 テレビや雑誌で頻繁に特集も
されている。

 もちろん健康のために必要がある人もいるが、
文化人類学者
磯野真穂さんの摂食障害に関する調査の
インタビューを読み、
自分も周りに惑わされている
と考えさせられることが多くあった。
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  1980年代のアイドルと今のアイドルを比較しても、
  明らかに今のほうがやせています。
  「やせ」は競争です。みんなと同じところまできたら
  「やせ」ではなくなり、さらにやせる必要がでてきて
  しまう。・・・・・女性が容姿を重視される「見られる性」
  だという事実は外せません。だから自分の体や食事に
  目が向きやすくなります。


  いじめやパワハラ・過労は圧力をかけている人が明確な
  一方で、摂食障害は「やせなきゃ」とプレッシャーをかけて
  いるのがふわっとした社会の空気です。

  「未成熟」をめでる日本の文化背景があると思います。
  欧米では成熟して胸やお尻の出た女性がセクシーと
  されますが、日本ではそうではないですよね。
  じゅうぶん細いアニメのキャラクターが「ダイエットしなきゃ」と
  言う文化です。

  女性のやせすぎ問題を何とかしたいのであれば、
  社会の「やせ」へのプレッシャーを減らし、子どもが
  読む雑誌にはダイエット特集を載せないといった配慮が
  必要ではないでしょうか。

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 社会の空気を敏感に感じ取りすぎて、過剰なやせ願望
 にとらわれてしまう女性(10代20代が多い)を減らして
 いくように、学校や若者が集まる場所でも
 無理なダイエットはしないように
 伝えていくべきだと思う。・・・だが、ダメと言われれば
 やりたがる年代、何かもっとよい啓発の方法はないかと思う。
自分の個性を尊ぶことができる社会づくりだろうか。

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「やせ」礼賛の国で  ギルトフリー食品 病みアカ
朝日新聞デジタル 文化人類学者 磯野真穂さんに聞く
2018年4月6日