秋摘みアッサムティーと芋ようかんで
ほっと一息。(芋ようかんはおなじみ
舟和ではなく、名古屋覚王山の吉芋
というのでした)

 だき起す雨の薄(すすき)の乱れかな  苔蘇

「古句を観る」(柴田宵曲・昭和18年初版・現在は岩波文庫)より。
以下、柴田さんの解説。

  「だき起す」という言葉は人に対するものの
  ようであるが、この場合少しも厭味を伴わず、
  かえって薄に対する或親しみが現れている。
  のみならず「だき起す」という動作によって、
  その一叢の薄の様子から、雨を帯びた重み
  までが身に感ぜられる。薄の句としては特色
  あるものたるを失わぬ。