ことば仲間の 磯 純子さんから詩のお便りが
届きました。


 二十世紀        磯 純子

桜の花が
咲き誇っていた春
その花も
咲いていた
人知れず
風にゆられる姿は
人が結ぶ
みくじの祈りに似ていた

その花が
大きな実になる秋
その実に
噛みついて人は言う

「あまかった」
「あまかった」
芯だけを残して
種だけを吐いて

その実は
寺の釣り鐘
ごーん ごーん
人の中で
鳴りつづける
決まった時間に鳴りはじめる

目をさませ

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目を覚ませ、と思うことが非常に多いこの頃です。
何のための、誰のための政治なのか、選挙なのか、
怒りを覚えることもありますが、
できるだけ心を清らかにして
やるべきことをやりたいと思っています。みよこ