はじめまして、松永みよこです。 俳句のすばらしさをあなたに伝えたい、 そんな思いからこのカフェを開きました。 どうぞよろしくお願いします。

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プロフィール

松永みよこ

Author:松永みよこ
1973年静岡市生まれ。
「玉藻」星野高士氏に師事。
「青垣」(大島雄作氏)
「船団」(代表
坪内稔典氏)に参加。
立教大学院修了。(日本文学・近現代)
三重県桑名市在住。

東京、静岡、鎌倉での
テレビ局、ラジオ局、博物館勤務等を経て

名古屋市内専門学校での
国語講師は3年目になりました。
2007年に第1句集「抱く」
を出版。そろそろ第2句集に
向けて動き出したいと
思っています。
取得資格
学芸員・社会福祉士

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貝殻忌~新美南吉の句

 「船団」のホームページ、それぞれバックナンバーまで
見られることを初めて知り、面白く、見ているうちに
時間が経ちすぎてしまいました・・・。

 ネンテン先生の日記から、きのうが新美南吉の忌日
(貝殻忌という名前は南吉記念館のホームページより)
だと知りました。
*******
  春風やまだ角の出ぬ仔牛達

  春風やしやつくりをして半田まで  新美南吉
            (句は坪内稔典先生の日記より)
*******
 優しくあたたかな句ですね。
 
 新美南吉は愛知県半田市の出身のため、
愛知の学生は、学童期から朝読書や音読などで、
南吉童話に親しんでいるようです。
 
 半田市にある新美南吉記念館では、
紙芝居やコンサート、読書会など、南吉を
身近に感じるイベントが定期的に催されているとか。
 
 春の一日、半田まで
南吉さんぽに行ってみたくなりました。

粒子

 君の眼に見られいるとき私はこまかき水の粒子に還る
                       安藤美保

  解説を読むと、作者の安藤さんは不慮の事故で
24歳の時に亡くなられたそうだ。
  粒子ときいてか、私が二十代の時の句を思い出した。

 春泥や我のみ触るる粒子たれ    松永みよこ


******
引用
「十代に贈りたい心の名短歌100」
田中章義  PHP研究所 2014年

安藤美保さんについて
1967年生まれ
1991年お茶の水女子大学国文科
修士課程在学時、研修旅行中、比叡山から転落して
亡くなる。
1992年遺歌集「水の粒子」発行(ながらみ書房出版賞特別賞受賞)




みすゞ アメリカへ

 金子みすゞの詩と生涯を伝える
「Are You An Echo ? (こだまでしょうか?)」
がアメリカで出版され、評判になっているそうだ。

 米紙ウォールストリートなどで
みすゞの詩は
「万物への共感と愛に満ちている」
「星の王子様を思わせる作品」
と評され、
全米英語教師協会が子供向けに
選ぶ20冊の詩集に入った。

 企画者のディビット・ジェイコブソンさんは、
(一橋大学に留学経験があり、日本の
通信社で記者をしていた日本通だそう)
「アメリカ・ファーストが叫ばれる国で、やさしく
相手を思いやるみすゞの心が人々に届いたのが
うれしい」

 訳者のサリーイトウさんは
「自分中心ではなく他の人や物に思いを寄せ、
その心の寂しさや悲しさを表現する詩に、
北米の人々は目覚めるところがあると思う」
と語っている。

 意に染まぬ結婚を強いられても、
相手を責めることができず、ついには自分をこの世から
消し去ることを選んでしまった、繊細すぎる心のみすゞ。
 
 詩の中には、そうした彼女の
ナイーブな面だけではなく、ほのぼのとした情緒、
ユーモア、少女の利かん気も
あって、いつ読んでも、その世界につうっと入っていける。




********
こだまでしょうか   金子みすゞ
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと、
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


***
引用記事
「朝日新聞」DIGITAL
金子みすゞに世界が共感 米紙「星の王子さま思わせる」
2017年3月16日 氏岡真弓記者

春よこい

 春よこい 早くこい
 あるきはじめたみいちゃんが
 あかい鼻緒のじょじょはいて
 おんもへでたいと待っている  「春よこい」

(じょじょ=ぞうり)

 小さなころ、この歌の「みいちゃん」は
自分のことだと思っていた。

 先日、ある新聞のコラムで、
みいちゃんはこの歌を作った相馬御風の
娘の「ふみちゃん」が、まだ、ふみちゃんとうまく言えずに
「みいちゃん」と自称していたところからとられたと
出ていた。(「さっちゃんはね さちこっていうんだほんとはね、」
みたいですね)

 私の亡くなった祖母が「文代」(ふみよ)という名前で、
言葉の世界に守られたような素敵な名だなと思っていた。
(作家にも丹羽文雄さん、最近の方だと山本文緒さん、
女優 木村文乃さんなど、男女年齢問わず
「ふみ」のつく方は多いのですが)

 俳号に「ふみ」を入れたいと思っていた時も
あったが、結局本名のままにした。

  「ふみちゃん」の中に「みいちゃん」が
いたのなら、
 「みいちゃん」の中にも「ふみちゃん」が
いてくれたらよいが。
************
*相馬御風(そうまぎょふう)
明治から昭和にかけて活躍した詩人、歌人。
早稲田大学出身で「都の西北」(早大校歌)の
作詞者としても知られる。  

桑名のお寺さんで

東北
 黙とうをし、追悼の鐘をついた時に
いただいた岩手県花巻のパンです。
(変な写真で失礼)

 「あかりプロジェクト桑名」さんが用意して
くださった600個の揺れる炎が
本当に美しくて、
「神戸からいただいた希望の炎
なんですよ」と教えてもらい、
今この目で
しっかりと見ておきたい、忘れたくないという
思いで、しばらくその場から離れることが
できませんでした。
 
 お寺の皆さん、多くの有志の方の気さくで
温かな雰囲気に、これからも少しの勇気を出して
参加してみたいという気持ちになりました。
ありがとうございました。      みよこ

********
お寺 ・桑名市北寺町(寺町商店街の中にあります)
    桑名別院 本統寺 
行事名・
「勿忘(わすれな)の鐘・灯」東日本大震災犠牲者追悼

*中日新聞 三重県版に記事が出ていました。
 「思いつなぐ」祈り新たに  桑名で勿忘の鐘・灯
 吉岡雅幸記者  2017年3月12日 

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